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田中恒成“ブルース・リー式”ノーモーションのジャブ強化

 世界ランカーのジェイソン・ママ(左)とスパーリングを行った田中恒成=畑中ジム
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 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 WBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)が2日、大みそかに行われる同級12位ウラン・トロハツ(26=中国)とのV3戦へ向けて練習を公開。同級9位、IBF同級4位にランクされるジェイソン・ママ(22=フィリピン)を相手に4ラウンドのスパーリングを行った。

 世界トップランカーのママとは、先月末からこの日まで約2週間で計21ラウンド。田中は「(ママは)対応力がすごくあるので技術的にいい勉強になった」と充実した表情で語った。

 ママは今回の対戦相手とそれほど近いタイプではないが、王者が見据えるのはさらなる高みだ。「今回に限らず、これから大事になってくるジャブの練習を積んできた。次の相手にもこれからも大切なこと」とテーマを掲げた。「今まではジャブでさし負けることが多かった」と現状の課題を挙げ、「自分だけ当ててもらわない」というジャブを目指している。

 お手本は「意識していない」という王者だが、父の斉トレーナーがイメージするのは意外な人物だ。「ブルース・リーです。ノーモーションの(パンチ)を見て」と、たまたま前日に映画で見た「燃えよドラゴン」のアクションシーンからインスピレーションを得たという。

 ジャブは試合の立ち上がりを握る。「ジャブでさし負けると1、2ラウンドでペースを取られてしまう。1ラウンド目からペースを握れる、そんな試合(が理想)」と田中。もらわずに打つ。大みそか夜は、ブルース・リーさながらの流れるようなジャブから王座を守る。

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