【野球】広島・山田和利内野守備走塁コーチが朝ドラ「なつぞら」を見守る理由

 プロ野球の開幕から約1カ月。日々熱戦が繰り広げられる中、注目ポイントは朝のテレビにもある!?山田和利内野守備走塁コーチ(53)が「毎日?見てる見てる」と言うのが、4月1日から始まったNHK連続テレビ小説第100作「なつぞら」(月~土曜、前8・00)。息子で俳優の山田裕貴(28)が朝ドラ初出演を果たし、ヒロインのなつ(広瀬すず)の親友・小畑雪次郎役として登場しているからだ。

 山田は2011年に「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビュー。その後は数々のテレビドラマや映画に出演してきた。山田コーチは、息子の出演作があれば「こっそりと」劇場に足を踏み入れているという。時には「へたくそ」などとメッセージを送れば、「素人でしょ」と返ってくることもあると笑う。

 山田コーチが東京遠征の際には、都合が合えば親子で杯を交わすこともあるという。息子の話となると恥ずかしげだが、今回の朝ドラデビューをきっかけに、さらなる飛躍を願っている。「忙しいぐらいがちょうどいいんじゃないかな。周りの人に恵まれているよね。ここから。このチャンスをどう生かすか」と父なりのエールを送った。

 自身も昨季までの2軍内野守備走塁コーチから、今季は1軍コーチとして新たな戦いの場に身を置いている。職場は違えど、俳優として奮闘している息子の姿は、父の活力にもなるはずだ。(デイリースポーツ・田中 哲)

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