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【野球】カープジュニアが札幌で日本Sの借り返す!横山竜士氏が指揮!初の決勝T進出狙う

選手に指示を出す横山監督
大会へ向けて気合十分のカープジュニア
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 プロ野球12球団のジュニアチームのナンバー1を決める「第14回NPB12球団ジュニアトーナメント」が12月27~29日の3日間、札幌ドームで行われる。精鋭16選手をそろえて参戦する広島カープジュニアの指揮を今年から執るのが元カープ投手の横山竜士氏(42)だ。山内泰幸氏からバトンを受け、6代目の監督に就任した。

 「これまで1日単位の野球教室はありましたけど、こういう長いスパンで選手で指導するのは初めて。楽しいし、とてもやりがいを感じます」。大会が近づき、練習にも熱が入る選手たち。横山監督はそんな選手に厳しい視線を送りながら、気付いた点があれば的確な指示を出す。「注意するポイントを丁寧に教えてくれるので、とても勉強になる」(大浦俊介投手)と選手からの信頼は厚い。

 「NPB12球団ジュニアトーナメント」は日本野球機構(NPB)の事業のひとつで、NPBとプロ野球12球団が連携し、子どもたちが「プロ野球選手への夢」をより身近に感じられるようにと2005年に企画、創設された。毎年12月に開催され、今年が14回目。12チームが4ブロックに分かれて予選リーグを行い、各リーグ1位の4チームが決勝トーナメントに進み、ナンバーワンの座を争う。

 対象は小学5・6年生。カープジュニアは16人の6年生でチームを構成している。9月からメンバー選考を行い、走力や肩などの一次テストを経て、二次テストでは紅白戦を通じて技能をチェック。10月下旬にメンバー16人が決まった。その後は毎週、練習試合などをこなしながら、結束を図ってきた。

 横山監督は「守備力のチームです。守りの上手な選手が多く、4人の投手もみんな安定している。ただ、攻撃力が弱く、1試合5点以上取れない。そのあたりを機動力や小技でどうカバーしていくか。少ないチャンスをものにするためにも僕の采配も大事になってくると思います」と語る。

 1回大会から昨年までカープジュニアはすべて予選リーグで敗退。12球団で唯一、決勝トーナメントに進んだことがない。まずは予選リーグの突破が大きな目標だ。今年、同じリーグに入ったのが日本ハムとソフトバンクの2チーム。今年と一昨年、カープが日本シリーズで苦杯を喫した球団だけに、カープジュニアとしても負けるわけにはいかない。

 木舎優介主将は「チームの雰囲気はとてもいい。広島代表として自信を持ってプレーしたい。ソフトバンクには今年の日本シリーズの借りを返したいです」と気合十分だ。

 巨人の左腕・田口はカープジュニアの出身選手。これまで、この大会に参加した選手から多くプロ選手が生まれている。「宿泊するホテルや移動のバスなどは、すべてプロが使っているものと同じものなんです。札幌ドームでプレーできるのも貴重な経験。選手には伸び伸びとプレーしてもらいたい」と横山監督。赤いユニホームに袖を通したジュニア戦士が“カープ魂”を胸に勝利を目指す。

(デイリースポーツ・工藤直樹)

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