女子サッカー、選手20万人へ 2030年までに、協会が新指針

 日本サッカー協会は16日、女子の強化、普及の指針となる新たな「なでしこビジョン」を発表し、2030年までにフットサルなどを含めた女子の登録選手数を20万人に増やすことや、20年東京五輪と日本が招致を目指す23年女子ワールドカップ(W杯)での優勝を目標に掲げた。

 現在、女子の登録選手数は約5万7千人。指導者や審判員の確保のほか、中学年代の受け皿不足が主な課題となっている。野田女子委員長は「女子サッカーを身近なスポーツにするのが私たちの悲願。なでしこジャパンの活躍などで強化、育成は順調なので、いかに普及に結び付けていくか」と話した。

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