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元UWFの安生洋二が現役引退

 安生洋二引退試合で18年ぶりにトリオを結成するゴールデンカップスの(左から)山本健一、安生洋二、高山善廣
安生洋二(左から2人目)の引退試合で18年ぶりにトリオを結成するゴールデンカップスの(左から)山本健一、安生洋二、高山善廣(右端は上山龍紀)
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 元UWFインターナショナルで、“200%男”の異名をとった安生洋二(47)が20日、都内で会見し、現役引退を発表した。来年3月19日に後楽園ホールでラストマッチを行う。

 対戦カードについては、「引退試合をするとしたら、兄弟みたいな2人と組みたいと思っていた」と高山善廣、10月に引退した山本健一さんとともに18年ぶりに『ゴールデン・カップス』を一夜限りで再結成すると宣言。相手は「交渉中」としたが、いまや伝説となった95年10月9日・東京ドームでの新日本とUインターの対抗戦で対戦し、敗れた長州力の名前を挙げた。

 また、UWF時代の後輩、船木誠勝(現WRESTLE-1)、鈴木みのるとのリングでの“再会”も希望した。

 安生は「(長州戦の)7万人のブーイングは一生忘れることはできない。東京ドームが震えるくらいのエネルギーだった。(あのときに戦った)長州選手なら、燃え尽きられるかなと思った」とし、船木&鈴木には「UWF崩壊後、別の道に行った2人。(戦いが)実現したら24年ぶりかな。2人とも現役バリバリで活躍してる。この2人と戦うなら、相当な覚悟が必要」と話した。

 ハッスル以来、試合から遠ざかっている安生は、都内の焼き鳥店に勤務しており、「片付けで炭の火を消すとき、外面が消えても、かすかに火が残ったりする。プロレスとオレのかかわりと似ていると思った。燃えかすまで消し去って、引退を迎えようという気持ちになった」と思いを明かした。

 引退後については「高田(延彦)さんに復帰しろと言われたら分からないけど、一切プロレスとかかわらず、焼き鳥道にまい進していきたい」とした。

 特に魂を込めた団体にUインターとハッスルを挙げた安生。思い出の試合について聞かれると「自分は歴史に残る名勝負はあまりしていない。常に好勝負はしたと思うけど。(思い出は)UWF時代なら船木戦、鈴木戦。ハッスルならインリン様、泰葉とか」と振り返りつつ、「体が壊れることもびびらなくていいし、引退試合が生涯最高の試合になるかも。7万人のブーイングでなく、最後は2000人の大歓声で迎えられたい」と話した。

 東京都出身の安生は、85年にUWFでデビュー。UWF軍としての新日本参戦を経て第2次UWFに参加。その後はUインター、キングダムを支えた。「200%勝てる」と豪語して臨んだ長州戦に完敗したが、『200%男』として話題を振りまいた。

 01年には天龍源一郎とのコンビで、太陽ケア&ジョニー・スミスを破り、世界タッグ王座を獲得。その後はWJ、ハッスルなどに参戦。04年大みそかにはPRIDEマットでハイアン・グレイシーに敗れた。

 また、Uインター時代の94年に米ロサンゼルスで道場破りの形でヒクソン・グレイシーに挑戦するも惨敗。99年11月にアルティメット・ジャパンが行われた東京ベイNKホールで前田日明氏を背後から襲撃する事件を起こすなど、リング外でも騒がせた。得意技はグランドクロス200(変形足4の字固め)など。3・19は全7~10試合を予定。高田らゆかりあるゲストの来場も呼びかけるという。

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