リオ聖火、五輪発祥の地で採火 ギリシャのオリンピア遺跡

 【オリンピア(ギリシャ)共同】8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の採火式が21日、古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡で伝統儀式に則して行われ、みこに扮した女優の手で太陽光から聖火が採られた。ブラジルでの聖火リレーは5月3日にブラジリアから出発する。国内で弾劾の手続きが進むブラジルのルセフ大統領は出席を見送った。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「聖火の旅が始まる。この五輪は困難な時代に希望を届けるメッセージになる」とあいさつした。

 聖火は4月27日にアテネでリオ五輪組織委員会に引き渡される。

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