山本由伸は2回2/3を無失点「ゲームメークできてよかった」2死満塁のピンチ招いて降板もスタンドから大きな拍手が降り注ぐ 藤平が完璧な火消し
「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン-台湾代表」(6日、東京ドーム)
侍ジャパンの山本由伸投手は三回に2死満塁のピンチを招いたところで降板。スタンドから大きな拍手が降り注ぎ、ベンチで大谷と笑みを浮かべながら言葉を交わした。2番手の藤平が圧巻の火消しを見せ、2回2/3を無安打無失点と役割を果たした。
初回、先頭に対し、しっかりとストライクを先行させた山本。最後はカーブで投ゴロに打ち取り、最初のアウトを奪うと、続くフェアチャイルドは2球で追い込み、最後は内角低めのスプリットで空振り三振に仕留めた。林は158キロで詰まらせての三ゴロ。鮮やかに三者凡退に斬った。
直後に大谷翔平選手のグランドスラムなどで一挙10得点を挙げた。攻撃時間が長かった影響か、先頭を四球で歩かせてしまったが、次打者をきっちりと三ゴロ併殺打に仕留めた。呉も二ゴロに打ち取り、2回を打者6人で封じる安定感抜群の内容だ。
三回も続投し、先頭をきっちりと遊ゴロに打ち取った。次打者も三ゴロに仕留めたかに思われたが、岡本が一塁へ悪送球。村上もワンバウンド処理ができず、失策で走者を許した。それでも9番・チェンを低めのスプリットで空振り三振。打順は1番にかえったが、素早く追い込むも粘られ四球を与えてしまった。
この試合初めて得点圏に走者を背負い、フェアチャイルドを打席に迎えた。ここで能見投手コーチがマウンドへ。丁寧に緩急を使う中で、5球目を投じる前にピッチクロック違反をとられてフルカウントになった。最後は低めのワンバウンドを見極められ2死満塁。ここで井端監督がベンチを出て降板となった。
降板後には「早いイニングでたくさん点をとってくれたのが心強かったです。2回、3回と球数多くなってしまいましたが、ゲームメークできてよかったです」とコメント。結果的に台湾打線を無安打に封じた。
山本はこの日、試合開始の5時間前に球場入り。しっかりと準備を重ねてきた。試合前の調整でグラウンドに姿を見せると、スタンドからは大きな拍手と歓声がわき起こっていた。
井端監督が先発の柱に指名し、「いい立ち上がりをし、いいスタートになったらと思ってます。期待に応えられるようにしっかり仕事をしたい」と語っていた山本。WBC連覇へ、役割は果たした。
2番手には藤平が上がり、2死満塁の状況だったが、3番・林をフォークで空振り三振に仕留めた。
