夏のトレード勝者は?米ESPN「最高級の補強を実現した」ドジャース 最大の敗者はブルワーズ「ドジャースを倒すことは難しくなった」

ドジャース・アンドリュー・フリードマン編成本部長
スクバル獲得後、ドジャースが球団公式Xにアップしたフリードマン編成本部長
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 MLBのトレード期間が3日(日本時間4日)、終了した。デッドラインを前にオリオールズのアドリー・ラッチマン捕手がレッドソックスへ移籍するなど多くの選手が動いた中、米スポーツ専門局・ESPNは最大の勝者としてドジャースを挙げ、最大の敗者はブルワーズと記した。

 ドジャースは2年連続サイ・ヤング賞左腕のスクバルをタイガースから獲得。交換要員となったのは開幕前まで先発候補だったリバー・ライアン投手に加え有望株の2人だが、同局のデヴィッド・シェーンフィールド記者は「もちろん将来性のある選手たちではあるが、ドジャースの豊富なファーム組織から見れば大きな痛手とは言えない」と指摘した。

 「ドジャースにとってまさに『軽傷程度の代償』で最高級の補強を実現したことになる。先発陣の不安を緩和するだけでなく、重要なのは、ポストシーズンでスクバルと対戦しなくて済むこと。そして今オフFAになるスクバルとの再契約でも有利な立場を得られることだ」と分析し、「ワールドシリーズ本命だったチームは、さらに強くなった」と断言。スクバル以外にも捕手のロートベッド、フェデューシアを獲得し、ロイヤルズから60日間の負傷者リストに入っている左腕・ブービックも補強。ワールドシリーズ3連覇へ、フリードマン編成本部長の下、積極的な動きを見せた。

 一方で同記者が敗者と指摘したのはブルワーズ。「スクバルを獲得できるだけの有望株を持っていたにもかかわらず、積極的に動かなかった。もしスクバルとミジオロウスキーの二枚看板が実現していれば、球団史上初のワールドシリーズ制覇も十分狙えたはずだ」と記した上で「昨年ナ・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに敗れたブルワーズだが、今後ドジャースを倒すことはさらに難しくなった」と分析した。

 ブルワーズはカージナルスから元ドジャースのダスティン・メイ投手を獲得。先発陣を補強したが、プレーオフを勝ち抜く上でのエース補強という点では疑問が残るとした。

 同記者が勝者としたのは投手陣の補強に成功したカブス、ミラー&モレホーンを放出せずに先発陣を補強したパドレス。グリフィンらを獲得して投手陣の補強に成功したガーディアンズ、さらにヤンキース、レイズ、カージナルスを挙げた。

 ブルワーズ以外の敗者にはスクバルを放出したタイガース、ラッチマン獲得で有望株を多く失ったレッドソックス、ブレーブス、フィリーズ、ホワイトソックス、マーリンズと記した。

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