投手専念の大谷を代打で起用の“奇策” ロバーツ監督が狙い明かす「彼ならホームランある」「大きなリスクない」

「ドジャース5-4レイズ」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が投手専念で先発し、6回4失点で7勝目(2敗)を挙げた。12日の欠場の原因となった左膝の状態が心配される中、6回を投げ終えた直後の攻撃ではDHを解除して代打で起用された。

 本拠地を騒然とさせた奇策。エンゼルス時代にも使われなかった投手専念からの代打起用についてロバーツ監督は試合後の会見で「どちらかと言えば、彼ならホームランがあるというのがあった。彼に伝えた時に打席に立つ準備はできていると言った」と説明。大谷によると、指揮官から代打起用を聞かされたのは六回のマウンドを降りた後のベンチだ。

 1点を追う展開。六回の攻撃は1番エドマンから。この日はロハスが「5番・DH」で起用されていたため、想定された展開は2死一、二塁、もしくは1死満塁の場面での代打起用だ。

 「あの回で彼を使えるチャンスはそこしかなかったし、ここで切るべきカードだと判断した。ベンチにはマンシーやウォードも控えていたから、流れを見てそう感じた」

 指揮官は「もしリードしていたら、あのタイミングでそのカード(代打大谷)を切った可能性は低かったと思う」とも話したが、死一塁の場面で3番フリーマンに逆転2ランが飛び出す。投手・大谷の疲労を考慮すれば、代打起用を見送ることもできたが、「本人が打席に立てると感じているのであれば、1点リードでも1点ビハインドでも、そこまで大きなリスクはない」。超異例の先発投手の代打起用が実現した。

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