カブスが今永昇太投手、タッカー外野手にQO提示 1年33・7億円 MLB公式サイトなど報じる 計13人、フィリーズ・シュワバーらも【一覧】
大リーグ公式サイトは6日(日本時間7日)、カブスがカイル・タッカー外野手と今永昇太投手に対して1年間2202万5000ドル(約33億7000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示したと報じた。同サイトのジョーダン・バスティアン記者が伝えた。
記事は大リーグ公式サイトの情報筋によるとし、カブスは木曜日(6日)の期限前に両選手にオファーを提示。選手は18日午後3時(米中部時間)までに回答する必要があり、選手がこれを辞退して新たなチームと契約した場合は、カブスがドラフト指名権相当の保障を受け取ることになるとした。
また米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はQOを受けたのはタッカー、今永を含む13選手と報道。ほかにカイル・シュワバー外野手(フィリーズ)、ボー・ビシェット内野手(ブルージェイズ)らの名前を挙げた。
今永については3日にESPNなどの複数の米メディアやMLB公式がフリーエージェント(FA)になったと報道。米スポーツ専門局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者は「チームは契約を5年目まで延長できるオプションを行使しないことを決定した。その結果、今永は2026年の年俸1500万ドルの選手オプションを行使する権利を得たが、これも辞退した」と投稿。MLB公式でも同様に伝えていた。
今永は23年オフに4年5300万ドル(約81億6000万円)で合意。ただ、3年目は球団に選択権がある3年5700万ドル(約87億8000万円)、選手に選択権がある単年1500万ドル(約23億1000万円)で、双方が拒否した。球団は来季以降3年5700万ドルの価値はないと判断し、今永側は1年1500万ドル以上の価値はあると判断したとみられている。
【クオリファイング・オファーを受けた13選手】
カブス 今永昇太投手、カイル・タッカー外野手
フィリーズ カイル・シュワバー外野手、ランヘル・スアレス投手
パドレス ディラン・シーズ投手、マイケル・キング投手
ブルージェイズ ボー・ビシェット内野手
アストロズ フランバー・バルデス投手
メッツ エドウィン・ディアス投手
タイガース グレイバー・トーレス内野手
ブルワーズ ブランドン・ウッドラフ投手
ダイヤモンドバックス ザック・ギャレン投手
ヤンキース トレント・グリシャム外野手





