ドジャース、元広島ブレイジャー事実上の戦力外 今季年俸7億円 元セーブ王イェーツと単年20億合意正式発表

 大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースは30日(日本時間31日)、レンジャーズからFAになったカービー・イェーツ投手(37)と単年1300万ドル(約20億2000万円)で合意したと発表した。同投手の獲得に伴い、元広島のライアン・ブレイジャー投手(37)をメジャー40人枠から外した。

 3月に38歳になるイェーツは14年にレイズでメジャーデビューし、ヤンキース、エンゼルスと渡り歩き、パドレス時代の19年には抑えとしてリーグ最多の41セーブをマーク。昨季は自身6球団目となるレンジャーズで61登板、7勝2敗33セーブ、防御率1・17の好成績を残し、自身2度目の球宴にも選出された。メジャー11年の通算成績は422登板、26勝21敗95セーブ、防御率3・17。

 ブレイジャーは17年に広島でプレーした後、18年にレッドソックスでメジャー復帰。セットアッパーとして19年には62試合、22年には68試合に登板した。23年途中にドジャースへ移籍し、新天地で39登板、防御率0・70の快投。同年オフに2年900万ドル(約14億円)で契約を延長したが、昨季は右足ふくらはぎのけがで長期離脱し、29試合の登板に終わった。今季年俸は450万ドル(約7億円)。

 昨季の覇者ドジャースは昨オフに続き、今オフも大補強を展開。先発陣は争奪戦の末に佐々木の獲得に成功したほか、スネルと5年1億7200万ドル(約266億6000万円)で合意。救援陣は36歳トライネンと2年2200万ドル(約34億1000万円)再契約、FAのスコットと4年7200万ドル(約111億6000万円)で強化した。また、野手はT・ヘルナンデスと3年6600万ドル(約102億3000万円)、エドマンと5年7500万ドル(約116億3000万円)で契約を延長し、ポスティングシステムで韓国からユーティリティ内野手のキム・ヘソンを3年1250万ドル(約19億4000万円)で獲得した。

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