MLB選手会 新たにFA13人公表 ブレグマンは2年123億円契約破棄 アロンソ、ベリンジャーら強打者ずらり メジャー挑戦の村上や岡本の移籍先にも影響必至 元阪神スアレスも

 米大リーグ選手会は4日(日本時間5日)、新たに13選手をFAリストに追加したと発表した。

 正式にFAになった13人の中にはメジャー屈指のスラッガーたちがずらりと並ぶ。強打の三塁で今季は18本塁打、62打点をマークしたレッドソックスのブレグマンは2年8000万ドル(約123億2000万円)の契約を残していたが、選手側が持つ契約破棄の権利を行使。元本塁打王で通算264本塁打のアロンソ(メッツ)は来季2400万ドル(約37億円)の選手オプションを拒否し、19年MVPの一塁兼外野のベリンジャー(ヤンキース)も来季2500万ドル(約38億5000万円)の契約を拒否した。

 すでにFAになっているシュワバー(フィリーズ)、タッカー(カブス)、ビシェット(ブルージェイズ)と並んで今オフの目玉選手として注目されている3選手。日本からポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指すヤクルトの村上や巨人の岡本の移籍先や契約にも影響を与える可能性がある。

 投手では元阪神でパドレスの守護神スアレスが残り2年1600万ドル(約24億6000万円)の契約を、メッツの守護神ディアスは残り2年3800万ドル(約58億5000万円)の契約を破棄してFAになった。

▽新たにFAになった13選手

野手(7人)…アロンソ(メッツ)、ベリンジャー(ヤンキース)、ブレグマン(レッドソックス)、グリチャク(ロイヤルズ)、ジャンセン(ブルワーズ)、金河成(レイズ)、マーフィー(ジャイアンツ)

投手(6人)…ディアス(メッツ)、ジオリト(レッドソックス)、E・ロドリゲス(ダイヤモンドバックス)、D・スミス(メッツ)、スアレス(パドレス)、ウッドラフ(ブルワーズ)

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