米大リーグ選手会は２日（日本時間３日）、ＦＡ選手１３７人のリストを公表。日本選手ではオリオールズの菅野智之投手が入った。

　今月１１日に３６歳を迎えた菅野は昨オフに巨人から海外ＦＡ権を行使してオリオールズと単年１３００万ドル（約２０億円）で合意。先発の柱として３０登板、１０勝１０敗、防御率４・５９。１５７回を投げて１０６三振を奪う一方でア・リーグ最多の３３被弾を記録した。

　大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の３投手が所属し、２年連続ワールドチャンピオンになったドジャースからは前日のワールドシリーズ第７戦で九回に起死回生の同点ソロを放ったロハス、ポストシーズンに正左翼として起用されたＫ・ヘルナンデス、年俸１７００万ドル（約２６億円）で打率１割台に低迷したコンフォートの野手３人のほか、投手陣では今季限りで現役引退を表明しているカーショー、イェーツ、コペック、ヒーニーを含む７人がリストに入った。

　他球団ではナ・リーグ二冠のフィリーズのシュワバー、カブスの強打の外野手タッカー、アストロズのエース左腕バルデスらが今オフの目玉選手としてその動向が注目されている。