今永昇太がFAに カブスが契約延長オプション行使せず、今永も単年約23・1億を拒否 米報道

 カブス・今永昇太投手(32)がフリーエージェント(FA)になったと3日(日本時間4日)、複数の米メディアが報じた。

 米スポーツ専門局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者は「チームは契約を5年目まで延長できるオプションを行使しないことを決定した。その結果、今永は2026年の年俸1500万ドルの選手オプションを行使する権利を得たが、これも辞退した」と伝えた。

 今永は23年オフに4年5300万ドル(約81億6000万円)で合意。ただ、3年目は球団に選択権がある3年5700万ドル(約87億8000万円)、選手に選択権がある単年1500万ドル(約23億1000万円)で、双方が拒否した。球団は来季以降3年5700万ドルの価値はないと判断し、今永側は1年1500万ドル以上の価値はあると判断したとみられる。

 DeNAからメジャー移籍した1年目の昨季は15勝。今季は9勝8敗、防御率3・73だった。MLB情報サイト、トレード・ルーマーズは今永の7月25日以降の成績は12登板で防御率5・17、20被本塁打で「今永はずっと長打に苦しんでいる」と指摘。今季31被弾はメジャーワースト4位だった。

 昨季年俸は900万ドル(約13億9000万円)、今季は1300万ドル(約20億円)。今永側から見ると、自身に選択権がある26年1500万ドル、27年1500万ドル、合わせて2年3000万ドル(約46億2000万円)を破棄したことになる。

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