佐々木朗希が同点のピンチしのぐ!信じ抜いたスプリット ビシェット&バーショを打ち取って脱出 敵地が深いタメ息に包まれる
「ワールドシリーズ・第6戦、ブルージェイズ-ドジャース」(31日、トロント)
ドジャースの佐々木朗希投手が2点リードの八回から登板。1死一、二塁のピンチをしのいだ。だがイニングをまたいだ九回に無死二、三塁と絶体絶命の状況でロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。
八回、先頭のスプリンガーに161キロを連発した佐々木。だが執念でバットに当てられた打球は一塁線を破り、先頭打者の出塁を許した。敵地が大盛り上がりとなる中、ルークスにもボールが先行。それでもフルカウントからフォーシームで押し込み中飛に仕留めた。
ここで打席にはゲレーロJr.。佐々木は低めにスプリットを連投。強打者も必死に食らいついてくる中、勝負はフルカウントまでもつれた。最後は高めのフォーシームが外れて四球。ゲレーロJr.はバットを放り投げて絶叫した。
一、二塁と同点の走者を出した中、ビシェットを遊邪飛に仕留めて2死までこぎつけた。バーショにはスプリットを見極められた中でもスプリットを信じ抜き、最後は二ゴロに打ち取ってピンチを脱出した。これには敵地が深いため息に包まれた。
しかしイニングをまたいだ九回、先頭のカークに死球、続くバーガーに左中間へエンタイトル二塁打を浴びたところで降板。グラスノーに託すことになった。
佐々木は27日の第3戦以来、ワールドシリーズ2度目のマウンドだった。





