ロバーツ監督、大谷翔平は「総合的には今季の方が優れている」 史上初「50-50」達成した昨季と比較し自論「落ち込み全くない」 盗塁激減は想定内

 「ドジャース-フィリーズ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャースのロバーツ監督が試合前に会見を行い、大谷翔平投手の昨季と今季のパフォーマンスを比較し、「総合的には今季の方が優れている」と評価した。

 指揮官は、打者に専念し史上初の「50-50(54本塁打、59盗塁)」を達成した昨季を「特別な年だった」と表現。今季は盗塁数が激減(147試合の出場で19盗塁)している点を踏まえ、「2月か3月の時点で今季は脚への負担を考慮して盗塁数を減らす方針について話し合った。そして、実際にその通りになっている」と話しがら「でも、全体として見れば、今年の方が優れたシーズンだと思う。盗塁が少ない分を差し引いても、投手としての役割を担いながら、ホームランは50本(試合前の時点で49本)近く打っているわけですから。だから、総合的に見れば、今年の方が優れたシーズンだと思う」と持論を展開した。

 さらに「もちろん昨年のような新鮮さはないかもしれないが、成績の落ち込みについては、OPS(出塁率+長打率)は正確には把握していないが、今の彼の状態とシーズン終了時の予想を考えると、正直なところ、落ち込みはまったくないと思っている」とも話した。

 大谷は打者としてここまでチーム最多の147試合に出場し、打率・281、49本塁打、93打点、19盗塁。ナ・リーグ最高のOPS(出塁率+長打率)1・003、メジャー全体最多の135得点をマーク。投手としては6月中旬に復帰し、イニングを制限しながら12試合に登板し、1勝1敗、防御率3・75。36イニングを投げて49三振を奪っている。

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