なぜ大谷翔平の胸元に21の丸数字があったのか ベッツの背番号は50→21 ユニホームの背中には「BETTS」の名前なく

 「ドジャース-フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手のユニホームの左胸部分に、いつもは存在しない21の丸数字があった。

 逆転された直後の七回2死から、一時同点の19号ソロを放ったベッツのユニホームも、いつもの背番号50ではなく、21だった。背中部分に「BETTS」の名前も入っていなかった。

 この日、グラウンドで活躍し、グラウンド外でも慈善活動や、地域のための活動で活躍している選手に贈られるロベルト・クレメンテ賞の候補者が発表され、ドジャースからはベッツが選出されていた。

 ロベルト・クレメンテはプエルトリコ出身の殿堂入り外野手で、1972年12月31日に、ニカラグア地震で被災した人たちを救うための救援物資をチャーター機で輸送する際に飛行機事故に遭い、38歳の若さでこの世を去った。MLBはグラウンド内外での功績をたたえ、9月15日を「ロベルト・クレメンテ・デー」としており、クレメンテの背番号は21だった。

 この日、大谷に4本差をつける53号ソロを放ったフィリーズのシュワバーも、いつもの背番号12ではなく、21でプレーした。

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