大谷翔平 今季自己新20戦連続出塁も シュワバー3戦連発53号でキングまで4本差に

 ドジャース・大谷翔平
 5回、ベッツの犠飛で三進するドジャース・大谷(共同)
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 「ドジャース5-6フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)は1点リードの五回1死一塁から右翼線二塁打で好機を拡大し、後続の犠飛をお膳立て。2四球と合わせ、今季自己新の20試合連続出塁を記録した。

 チームは延長十回の末に敗れて3連勝ならず。継投策がことごとく裏目に出たロバーツ監督は試合後の会見場で大きなため息をつき、落胆の色を隠せず。「最後まで粘り強く戦ったと思う」と選手たちをねぎらった。

 この日は本塁打王争いでトップを快走する敵軍のシュワバーが初回に3戦連発53号。大谷との差を4本に広げた。16日に投手・大谷と初めて対決する32歳は「楽しみだ。面白いマッチアップになると思う」と話した。

 12試合を残し、3年連続タイトルに黄色信号がともった大谷。投手でライバルを封じ、打者であと1本に迫った2年連続50号を達成し、逆転キングの道を切り開く。

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