ドジャース、大谷絶賛の新人カスパリアスをマイナー降格 46登板7勝2セーブ、13ホールドも後半戦防御率5点台 ベシアが待望の戦列復帰

 「ドジャース-ロッキーズ」(9日、ロサンゼルス)

 ドジャースが右脇腹痛のため、8月26日から負傷者リストに入っていたアレックス・ベシア投手の戦列復帰とベン・カスパリアス投手のマイナー降格を発表した。

 ベシアは昨季に続いてセットアッパーやクローザーとしてフル回転の活躍を見せ、チーム2番目の59試合に登板し、3勝2敗、防御率2・75.8月下旬に患部に異変を訴え、離脱した。リハビリ期間中は3Aで2試合に調整登板した。

 ベシアのベンチ枠を空けるため、マイナー降格が決まったカスパリアスは実質1年目の今季はチーム4番目に多い46試合に登板(3先発)し、リリーフ陣最多の7勝(5敗)のほか、2セーブ、13ホールドをマーク。6月中旬まで防御率2点台をキープするなど、ブルペン陣の柱として活躍。大谷が7月の球宴会場で前半戦を振り返り、ドライヤーとともに名前を挙げ、「チーム全体を見た時にどこでも投げてくれるし、いつでも抑えてくれるし、やっぱりチーム全体、その中ですごくいい役割を果たしてくれている」と絶賛したほどだった。

 しかし、後半戦18登板は疲労からか防御率5・40と振るわなかった。

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