痛恨走塁キケが悔恨「流れが変わっていたかもしれない…」大谷の犠飛が幻に ベッツ滑り込み指示「見えてなかった」2連敗チームに危機感「ちょっと覇気がない」
「ドジャース1-6ダイヤモンドバックス」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースは攻守とも悪循環に陥り、2連敗を喫した。2位パドレスがツインズに大勝したため、マジックは25のまま。パドレスとのゲーム差はわずか1となった。
痛恨のプレーがあった。無死二、三塁の場面で大谷がレフトへ飛球。先制犠飛かと思われたが、三走のキケ・ヘルナンデスがタッチアップしたものの、滑り込まずに本塁で憤死。ビデオ判定でも判定は覆らなかった。次の打者のベッツが滑り込みするようにジェスチャーしていたが、死角に入っており、キケは気づかず。その後、ベッツが謝罪する場面があった。
試合後、キケは「ムーキーが滑り込めって言ってたんだけど、僕には彼が見えていなかった。自分ではセーフだと思った」と振り返り、「正直、あのプレーで(セーフだったら)試合の流れが変わっていたかもしれないが、うまくいかなかった」と、悔やんだ。「休日明けの2試合はチーム全体がちょっと覇気がない感じだ。このままではいけない。もっと安定したプレーをしないと」と危機感を口にし、特に得点力不足にあえぐ打線に「もどかしい。この2試合は先発が勝てる展開を作ってくれてるのに、俺たちが点を取れていない。それが負けた理由だよ」と、語った。
ロバーツ監督も試合後の会見で、攻守で相次いだミスに対して「ありえないような集中力の欠如があった。正直言って、いくつかの場面で自分たちで試合を手放してしまったと思う。自滅したようなところもあった。本当に痛い敗戦だ」と苦言を呈していた。





