ドジャース、逆転勝ちで首位タイ再浮上 優勝M31点灯 新人捕手が値千金勝ち越し3ラン 大谷翔平ダメ押し45号 山本由伸は粘投6回2失点で11勝目
「パドレス2-8ドジャース」(24日、サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、5点リードの九回に松井裕樹投手から4戦ぶり45号ソロを放つなど、4打数1安打1打点1四球、2得点。山本由伸投手が6回、92球を投げて4安打2失点、与四球2、奪三振6で11勝目(8敗)を挙げた。チームは首位攻防最終第3戦を逆転勝ちで3連敗を阻止し、ふたたび、ナ・リーグ西地区首位タイに浮上。優勝マジック「31」が点灯した。
勝利を決定づける一発だった。5点リードの九回1死。今季4打数無安打に封じられている松井に対し、カウント1-2と追い込まれながら高めに浮いた151キロ直球を右中間席へ豪快にたたき込んだ。
2試合連続ノーヒットで迎えたこの日の試合は七回まで無安打と苦しい打席が続いていた。 パドレスの勝ち頭13勝のピベットに対し、初回の打席は四球で出塁し、T・ヘルナンデスの犠飛で先制ホームイン。三回は先頭で空振り三振を喫し、五回は中飛に倒れた。
ドジャースは先発の山本が粘りの投球で6回2失点で降板。打線は同点の七回にラッシングに3号3ランが飛び出し、勝ち越しに成功。大谷は直後の打席に2番手右腕エストラーダに空振り三振を喫していた。九回の本塁打で20日のロッキーズ戦の第2打席から続いていた無安打打席を14で止めた。





