佐々木朗希、ライブBPで2つの新球披露 ツーシームとカットボール 捕手「動き、球速ともに良かった」 最速156キロ ロバーツ監督は体重増量明かす

 「ドジャース-ブルージェイズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が試合前に本拠地でライブBP(実戦形式投球練習)に登板し、3イニング相当、新戦力のコールら打者のべ9人に対し、46球を投げて安打性の当たり1本、2奪三振、1四球だった。直球とスプリットに新球のツーシームとカットボールを加えた4球種を織り交ぜ、最速は97マイル(約156キロ)だった。

 捕手を務めたラッシングによると、この日の佐々木は直球とフォーシームのスプリットに加え、新球として習得中のツーシーム、さらにはこれまで投げていたスライダーに替えてカットボールを投げたといい、「ツーシームとカットボールは球速も出ていたし、動きも良かった」と評価。スプリットに関しては「鋭く落ちていたが、もう少し制球を安定させることを心掛けた」と話した。

 この日の課題は「4つの球種を使うこと」、「早く打者をツーストライクに追い込み、打者に勝負させること」。ラッシングは「投げた後に彼は『いい感じ』と言っていた。調子も良さそうだし、自分の投球に近づいている感じだった」と、登板後の様子を明かした。

 佐々木の投球を三塁側から見守ったロバーツ監督は「いい投球だったと思う。今日の目的はしっかり果たせていたと思う」と感想。故障前との変化について「力強さを感じる。体重が増えたと聞いているとし、投球フォームがより

スムーズになった」と話した。

 次のステップはマイナー試合での実戦登板。しかし、指揮官は登板時期の明言を避け、「そのあたりはトレーナーとマーク(プライア-投手コーチ)が判断する」と話すにとどめた。

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