大谷翔平 4回1失点8Kに「投球で特に大きい前進があった」と自己分析 三回に39号2ランも逆転負けに「中盤の打席でもう少し粘り強くいければ」

 「ドジャース3-4カージナルス」(6日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手兼指名打者」で出場。打者では1点を追う三回に一度は逆転となる39号2ランを放つなど3打数1安打2打点。投げては4回2安打1失点、無四球8奪三振と好投した。

 チームは自身の降板後に逆転され敗戦。大谷は「接戦だったので。本拠地の最後を取り切れれば大きな勝ちになったかなと思うので、中盤、打席を含めてもう少し粘り強くいければ、後半にいい点差で迎えられたのかなと思う」と試合を振り返った。

 今季8度目の投打同時出場。大谷は投手として最速162・7キロの直球主体の投球。三回に不運な内野安打から足を絡める攻撃で1点を失ったが、その裏の1死二塁の好機で迎えた第2打席で39号逆転2ランを放って自分を援護するとともに日本選手3人目となるメジャー通算1000安打の偉業を達成した。

 この日は初回は一ゴロ失策。五回は四球、七回は空振り三振だった。

 暑い日中の試合だったが「ホームランの打席もよかったし、バントヒットで(点を)取られたが、もう少し咄嗟の判断で際どいところに投げられればよかったかな」と大谷。今季の投打同時出場で最高の結果だったと指摘されると「4イニングをしっかり投げ切れたのがいいこと。次回以降、イニングを伸ばせていけたら。ピッチングの方で特に大きい前進があったのはいいかなと思う」と自己分析した。

 この日の投球については「全体的にコマンドもよかった(狙ったところに投げられた)し、真っすぐも、もちろんよかったがそれ以上に変化球も特にスライダー、カーブを全体的に試しながらいけたのはよかった」と振り返った。

 次回以降の登板へ向けては「登板間のトレーニングのスケジュールをもう一度、見直したい。また来週以降球数も増えると思うので、トレーナーと相談しながら全体のボリュームをしっかり考えたい」と話した。

 大谷はナ・リーグ本塁打王争いはシュワーバー(フィリーズ)を1差で追っている。

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