ロバーツ監督、佐々木朗希の先発ローテ入り確約せず 配置転換に含み「どうなるか分からない」 メジャー復帰時期は「調整状況見て判断」
「ドジャース12-6カージナルス」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースのロバーツ監督が試合前の会見で右肩インピンジメント症候群のため、5月から負傷者リスト(IL)に入っている佐々木について言及。復帰後は先発投手として起用する考えを明かす一方で先発ローテーション入りを確約せず、配置転換に含みを持たせた。
佐々木はここまでアリゾナのキャンプ施設で2度のライブBP(実戦形式の投球練習)に登板し、最速96マイル超(約154キロ)を計測。9日にドジャースタジアムで3度目の実戦形式で3イニング相当を投げ、順調にいけば、今月中旬からマイナー試合で実戦復帰する。
ロバーツ監督は復帰後の起用法について「現時点では先発投手としてみている」と話す一方で、現在の先発ローテーションはチーム最多10勝の山本、あす6日に8度目の先発のマウンドに立つ大谷、カーショー、右肩炎症から復帰したグラスノー、左肩炎症から復帰したスネル、メジャー2年目のシーハンの6人で形成していることから「先発ローテーションがどうなるかは分からないので、今は調整を継続させて様子を見ていきたい。もし変更が必要になるようならその時に考える」と、佐々木の配置転換に含みを持たせた。
これまでメジャー復帰時期を今月末の可能性を示唆しきたが、この日は明言せず。「現時点で把握している限りでは、5、6イニングを目指して調整していく予定で、そこから判断していく感じになる」と話すにとどめた。
復帰の過程で期待することを問われると、「大きく分けて2つある。パフォーマンス面と投球イニングに関してだ」と指揮官。「どこまで投げられるか。3イニングになるのか、4、5、6イニングなのか。強化の進み具合次第になると思う。パフォーマンス面について言えば、もっとストライクゾーンに攻める投球、1球1球に自信を持つことそして、開幕1カ月で得た学びとより洗練された投球を期待している」と話した。





