大谷翔平 自己ワースト三振ペース 1安打3三振、チーム11Kで零敗

 「レイズ4-0ドジャース」(2日、タンパ)

 痛烈な当たりに敵地が大きな歓声に包まれた。3点を追う六回1死一塁。ドジャース・大谷は打球速度105・4マイル(約169・6キロ)の右前打を放ち、チャンスを広げた。だが、出塁はこの打席だけ。他の3打席は全て空振り三振に倒れた。ここ4試合で計10個と三振が増加傾向。2021年に喫した自己ワーストの189を超える年間の三振ペースになっている。

 先発右腕ラスムセンを相手に一回に内角高めの直球で空振り三振に倒れると、四回は内角低めのカットボールを振らされた。九回はフルカウントから見逃せばボール球の高めの変化球に手を出してしまった。

 2番大谷を含めて打線全体も11三振を喫しての零敗。ここ8試合で6度目の2桁三振となり、ロバーツ監督は「追い込まれてからの大振りが目立つ。前に飛ばさないことには何も始まらない」といらだちを隠さなかった。

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