ドジャース、ツインズと1対1のトレードでアウトマン放出 救援右腕スチュワートが3度目の古巣復帰 正式発表
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースは7月31日(日本時間8月1日)、ツインズとの1対1のトレードでジェームズ・アウトマン外野手との引き換えに中継ぎ右腕のブロック・スチュワート投手を獲得したと発表した。
ドジャース生え抜き28歳のアウトマンは22年にメジャーデビュー。実質1年目の23年には正中堅手として151試合に出場し、打率・248、23本塁打、70打点、16盗塁を残し、将来の主力として大きな期待を集めた。ところが、昨季は53試合で打率・143と振るわず、メジャーに定着できず。今季は東京開幕メンバーに入ったが、その後はマイナー降格。7月に3度目のメジャー昇格を果たし、好守でチームに貢献したが、22試合で打率・103と振るわなかった。
ドジャースが新たに獲得したスチュワートは14年ドラフト4巡目で指名し、16年にメジャーデビュー。3シーズンで先発と中継ぎ兼任で36試合に登板したが、2勝3敗、防御率5・46でメジャーに定着できず、19年7月にメジャー40人枠から外され、ブルージェイズへ移籍した。同年オフにルール5ドラフトでカブスから指名されたが、メジャーに昇格することなく、自由契約となった。
21年にドジャースとマイナー契約を結んで古巣復帰。しかし、けがで長期離脱を強いられてメジャーに昇格することなく、1シーズンでFAになった。
スチュワートにとって転機は22年7月のツインズとのマイナー契約だ。23年の開幕直後に4年ぶりにメジャー昇格を果たし、28登板で防御率0・65をマーク。昨季は右肩故障で16登板にとどまったが、今季は150キロ台半ばの速球とスイーパー、チェンジアップを武器に39登板で2勝1敗、防御率2・38の成績を残した。





