鈴木誠也 4戦ぶり安打&打点 本盗導く頭脳プレーで今季3盗塁目 カウンセル監督「走塁コーチと話し合っていた野球らしいプレー」
「カブス6-0ロイヤルズ」(22日、シカゴ)
カブス・鈴木誠也外野手は3-0の七回無死満塁で、救援投手のスライダーに詰まりながらも中前に運んで貴重な追加点をたたき出した。安打、打点ともに4試合ぶりとなった。
さらに1点を追加して2死一、三塁となると、一塁走者でスタートを切り、捕手が二塁に送球したのを見て意図的に減速。その間に三塁走者のタッカーが本盗を決めた。結果的に鈴木も二盗に成功し、6月10日以来となる今季3個目の盗塁を記録した。
相手の虚を突く頭脳プレーで、見事に連係した走塁に、地元球場の観客や味方のベンチは大盛り上がり。鈴木は「今日の試合中ということではなく、常日頃から状況によっては、ああいうこともあると話し合っている」と涼しい顔。カウンセル監督は「走塁コーチと話し合っていた野球らしいプレーだし、決まって楽しかったね」と破顔一笑した。





