鈴木誠也 リーグ最速80打点 先制26号3ラン!シーズン43発ペース「正直、少しびっくり」

 祝福されるカブス・鈴木(ゲッティ=共同)
 1回、先制の26号3ランを放つカブス・鈴木(共同)
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 「カブス4-1レッドソックス」(19日、シカゴ)

 後半戦が各地で始まり、カブスの鈴木誠也外野手(30)はシカゴでのレッドソックス戦に「3番・指名打者」で出場した。初回に26号3ランを放ち、ナ・リーグ最速で80打点に到達。ドジャースの大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場したブルワーズ戦で六回に今季13個目の盗塁となる二盗を決めたが、4打数無安打だった。

 鈴木が球宴明けの後半戦を幸先よくスタートした。初回無死一、二塁の第1打席で相手のエース右腕ジオリトから豪快に先制の中越え3ラン。打球角度26度、同速度105・7マイル(約170・1キロ)の弾丸ライナーに「良い投手が立ち上がりに苦しんでたので、(ストライクを)入れに来るかなっていうのもあった。自分の感覚、直感でいった。しっかり振れた」と納得顔で振り返った。

 積極打法が実を結んだ。打ったのは初球の高めに来た93・5マイル(約150・5キロ)の速球。「得点圏だから見よう見ようとして、良い球を選んで振ろうと思っていると手が出なくなる」と説明する。試合前は映像やデータで研究を欠かさないが「ボール球を打ったらしゃあないし、三振したらしゃあない」と割り切って大胆にフルスイング。7試合ぶりのアーチにつなげ、10連勝中だったレッドソックスの勢いを止めた。

 メジャー4年目で前半戦のうちに本塁打と打点で自己最多を更新し、26本塁打はナ・リーグ4位、80打点はリーグ単独トップ。本塁打はシーズン43発ペースとなり、右打者では初の40本台も見えてきた。球宴休みも良いリフレッシュになったようだ。「ここまで打点やホームランが打てると思っていなかったので、正直、少しびっくりしているけど、引き続きやっていきたい」とすがすがしい表情だった。

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