山本由伸、9勝目消えた 7回無失点快投も抑えスコットが九回に同点2ラン被弾

 「ジャイアンツ-ドジャース」(13日、サンフランシスコ)

 ドジャースの山本由伸投手が7回3安打無失点の快投を披露したが、抑えのスコットが2点リードの九回に同点2ランを被弾し、9勝目が消えた。

 山本とベシアが八回まで無失点リレー。しかし、抑えのスコットが1死から中前打を許すと、代打マトスに甘く入ったスライダーを左中間へ被弾。勝利を目前にして追いつかれ、試合は延長戦に突入した。

 山本は前回7日のブルワーズ戦で自己最短2/3回、5失点KO。5日間の調整をへて臨んだこの日マウンドは最速155キロの直球にスプリットとカットボール、カーブを効果的に織り交ぜて三塁さえ踏ませない圧巻の投球でスコアボードにゼロを並べ続けた。

 初回と六回以外、毎回走者を背負ったが、連打を許さず。七回2死から7番李にこの日初の長打となる右翼線二塁打を許したが、シュミットをカウント1-2から高めスプリットで見逃し三振に仕留め、無失点を継続した。

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