大谷翔平 ゲームセット直後に広がった温かい光景 3安打2得点のコンフォルトが先頭譲る→テオスカーが「お前もだよ!」
「ジャイアンツ1-2ドジャース」(12日、サンフランシスコ)
ドジャースが連敗を7で止めた。大谷翔平投手が「1番・投手兼指名打者」で出場し、投手としては復帰後最長の3回、同最多の36球を投げて1安打無失点、4奪三振の快投でチームの連敗阻止に貢献した。
ゲームセット直後、グラウンドでは思わぬ光景が広がった。ベンチから笑みを浮かべながら出てきた大谷。すると3安打で全得点をマークしたコンフォルトがハイタッチの列の先頭に立つようにうながした。
これを受け大谷も思わずニッコリ。その後ろでテオスカーも「お前もだよ」と言わんばかりにコンフォルトの肩を揉んだ。ドジャースでは勝利に最も貢献した選手が先頭に立つシーンが多い。チームメートから連敗ストップの立役者として背中を押された形だ。
大谷は試合後、地元中継局のインタビューで「先制点を与えなかったことは良かった」と語った。連敗中のチームで先制点を与えなかったことでゲームの流れを呼び込んだ。フォーシームを主体にジャイアンツ打線を圧倒した右腕。前半戦最後のマウンドで大きな手応えをつかみ、チームに価値ある1勝をもたらした。




