ドジャースが今季ワーストタイ4連敗 約2カ月ぶりの屈辱 山本由伸が1回持たず5失点KO 大谷翔平は不可解判定にめげず7月初マルチ
「ブルワーズ9-1ドジャース」(7日、ミルウォーキー)
ドジャースが大敗で5月以来、約2カ月ぶりとなる今季ワーストタイの4連敗を喫した。先発の山本由伸投手がメジャー最短となる2/3回を5失点でKOし7敗目。大谷翔平投手は4打数2安打で7月初のマルチ安打をマークするも、1得点にとどまった。
まさかの光景だった。初回2死から浮いた変化球を捉えられて左中間席へ先制3ランを浴びた山本。さらにベッツの適時失策、不運な適時打を浴びるなど、打者9人の猛攻を浴びて一挙5失点となったところでロバーツ監督がベンチを出た。
昨年の韓国開幕シリーズで1回5失点KOがあったが、その記録を更新するKO劇。リリーフ投手も失点を重ね、4連敗中は38失点とゲームを壊すケースが続いている。
大谷翔平投手は初回の第1打席で打ち損じたボテボテの三ゴロが内野安打になるラッキーな安打。第3打席では見極めた完全なボール球がストライク判定されて思わず何度も何度も首を振った。
それでもしっかりと切り替えて第4打席は一、二塁間を強く破る右前打。9試合ぶり、7月に入って初のマルチ安打が上昇のきっかけになるかがポイントだ。
チームはこれで4連敗。野手陣も故障者が続出し、投手陣も新戦力を試したが結果を残せず。まだ貯金が20あり2位とのゲーム差をつけているが、やや不安の残る内容だった。





