球宴選出日本人コンビが背信投球 ド軍山本は2/3回5失点7敗目 エ軍菊池は5回4失点 朗報翌日に先発登板
「エンゼルス6-5レンジャーズ」(7日、アナハイム)
「ブルワーズ9-1ドジャース」(7日、ミルウォーキー)
前日に大リーグ機構からオールスター戦(15日・アトランタ)に選出された日本人投手コンビがそろって精彩を欠いた。
21年に続き、4年ぶり2度目の出場を決めたエンゼルスの菊池は初回にシーガーに12号2ラン被弾。2点を先制されたが、二回に自軍捕手ダーノーが5号逆転2ランを放ち、大きな援護を受けた。
ところが、1点リードの三回のマウンドで無死一、二塁のピンチを背負うと、4番ガルシアにボール球を右前へ落とされて同点。さらに6番ハイムには甘く入ったカーブを三塁強襲内野安打にされ、勝ち越し点を許した。
四回と五回を無失点に抑えたが。初回の31球が影響し、5回97球で降板。6安打4失点の内容でエースの役割を果たせなかったが、打線が奮起して六回に試合をひっくり返して黒星を消す。チームは同点の九回にシャヌエルの押し出し四球でサヨナラ勝ちした。
球宴初出場のドジャース・山本は1イニングを投げ切れず、まさかの5失点KO。5番ボーンに3ランを被弾するなど、打者9人の猛攻で4安打5失点。味方失策が絡む不運もあり、メジャー自己最短2/3回でマウンドを降り、7敗目(8勝)を喫し、防御率を2・77に悪化させた。





