山本由伸、汚名返上7回3安打無失点7三振 9勝目の権利 三塁踏ませない快投
「ジャイアンツ-ドジャース」(12日、サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手が7回3安打無失点、与四球2、7奪三振の快投。9勝目の権利を持って降板した。91球を投げてストライク64球。防御率を2・59に良化させた。
前回7日のブルワーズ戦は自己最短2/3回、5失点KO。エースの役割を果たせなかった山本は中5日の調整で臨んだこの日のマウンドでスコアボードにゼロを並べ続けた。
初回を三者凡退に抑えると二回は2死から四球を出すも7番李をスプリットで一ゴロ。三回は1死から9番ベイリーにこの日初安打となる左翼線安打を許したが、後続をピシャリ。四回と五回はいずれも四球や単打で走者を背負ったが、最速155キロの直球とスプリットとカットボールを効果的に使って付け入るスキを与えず。
六回には2番ディバースからの好打順から2つの空振り三振を奪って三者凡退。七回には2死から李にこの日初の長打となる右翼線二塁打を許したが、8番シュミットをカウント1-2から高めスプリットで見逃し三振。三塁さえ踏ませない快投で無失点を継続した。



