ロバーツ監督、歴史的大敗に本音「収穫なし」 不可解起用のバンダを称える「2回を投げてくれて助かった」
「ドジャース1-18アストロズ」(4日、ロサンゼルス)
1962年開場の本拠ドジャースタジアムで史上最多17点差の屈辱敗。チケット完売5万3377人の前で歴史的大敗を喫したドジャースのロバーツ監督は試合後の会見で「できるだけ早く忘れたい試合だった。今夜の収穫は正直ほとんどなかった」と言い放った。
佐々木、グラスノー、スネルの先発の柱が故障で離脱。ロングリリーフから先発で起用された2年目カスパリアスが初回初球先頭弾を含む3本の本塁打を浴びて3回9安打6失点KO。「ベン(カスパリアス)の調子は良くなかった。投げた球がことごとく打たれていた印象だった」。1-7の五回途中から起用したデービスが10失点で火に油を注いだ。
六回を終わって1-17。完全な捨て試合にもかかわらず、七回から主力リリーバーのバンダを起用。物議をかもした謎の采配だったが、会見では「幸いにもバンダが2イニングを投げてくれて助かった」と感謝。九回から野手のロハスを投入し、「戦術的には大事な場面で必要な投手を温存できた。シリーズ残り2試合を勝ちにいけるいい状態を維持できた」と前を向いた。





