大谷翔平、オープナーで投手復帰プラン 6月電撃登板も ロバーツ監督、今週予定ライブBPが最後の可能性示唆

 試合前のフィールドでキャッチボールをする大谷(撮影・小林信行)
2枚

「ドジャース-ジャイアンツ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャースのロバーツ監督が、試合前の会見で大谷翔平投手の投手復帰が早まる可能性を示唆した。

 23年9月に2度目の右肘手術を受けた大谷はここまで3度のライブBP(実戦形式の投球練習)に登板。指揮官は、今週中に予定されている4度目の登板が最後になるか?の問いに「可能性はあると思う」と即答。「彼はすごくやる気だし、興奮している。そのうえで、翔平がライブBPで投げたり、試合で投げるまでにどれだけの準備が必要かって話を聞いてると、だったらその“投球”を実戦で使おうって感じになる。だから彼は今、かなりワクワクしてるよ」と続けた。

 さらに、前回、4日の登板で3イニング相当、44球を投げたことを思い返し、「彼にとってはダブルヘッダーか、2試合分をこなしたような負荷だったと思う。やっぱり少し疲労はある。その一方で、これが実現に近づいてるっていうことにすごくワクワクしているし、チームとしてもその姿を見るのが楽しみでもある。ただ、一番大事なのは、翔平の声に耳を傾けることだと思ってる。彼自身だけしか経験していないことだから。この組織としては初めての挑戦なので、ここまでは本当に慎重にやってきた。でも、かなりいいところまで来てると思うし、みんな興奮し始めてる。ただ、ここからも焦らずにじっくりやっていく必要がある」と明るい表情で話した。

 この日は起用プランの一端も披露。「たぶん今のチーム状況を考えると、彼がしてくれることは何であってもプラスだと考えてる。だから、たとえ1イニングか2イニングだけの投球だったとしても、それが試合の序盤であれば、それだけでポジティブだし、チームにとって価値があること。無理させずにできる範囲で。だから今のところは、そんな風に考えてる」と、オープナーとして短いイニングで先発させる考えもあることを明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス