大谷翔平 長嶋さんの意志を受け継ぐ決意「情熱をつないでいく」
「ドジャース11-5ジャイアンツ」(14日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」で先発し、今季3度目の1試合2本塁打を記録し、メジャー通算250号に到達した。初回に11試合、47打席ぶりとなる24号先頭打者弾で今季自己ワーストのノーアーチ記録を止め、六回にはダメ押しの25号ソロで節目に到達。「6月男」が本領を発揮してチームを勝利に導き、ナ・リーグ西地区首位の座を守った。
試合後の取材で、大谷が3日に肺炎のため死去した巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんを悼んだ。「リアルタイムで見ている世代ではないけど、実際にお会いして素晴らしい人でした。会話をしていてもすごく野球に対する愛情というのが深い方という印象を受けたので、非常に残念なニュースでしたけど、その情熱を現役の僕らが次の世代につないでいければと思います」と意志を受け継ぐ決意を口にした。
3月に行われたカブスとの開幕シリーズでは、東京ドームまで激励に訪れた長嶋さんと面会。「本当に野球のことを中心に、ほとんど野球のことしか話さない感じだった」と振り返った。
長嶋さんの訃報が米国に届いた2日(日本時間3日)のメッツ戦前には、自身のインスタグラムに長嶋さんとの2ショット写真3枚を投稿し、「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼の言葉を書き込んだ。そして、その直後の試合で23号ソロを放っていた。





