エンゼルス・マドン監督 大谷の二刀流復活に期待「状態はいい」

 米大リーグは18日、オフ恒例の各球団の監督による取材対応がオンラインで行われ、エンゼルスのマドン監督は来季がメジャー4年目となる大谷翔平に「聞いている限り、状態はいい。(チームは)先発ローテーションを6人で回し、大きな部分を担う」と語り、投打の「二刀流」の完全復活に期待を寄せた。

 大谷は今季、一昨年の右肘手術から投手復帰。2試合目の登板後に右肘付近を故障し、そのまま復帰できず0勝1敗、防御率37・80に終わった。

 一方で10月にはキャッチボールを再開し、来春のキャンプでの二刀流スタートに自信を示している。球団ではミナシアン新ゼネラルマネジャーも二刀流継続に前向きだった。

 エンゼルスはチーム防御率が地区最下位の5・09。同監督は「先発は複数の補強が必要」としたものの、メジャー移籍を目指している巨人の菅野ら日本投手には「よく分からない」と話すにとどめた。

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