大谷所属エンゼルス、守護神イグレシアス獲得 次なる標的は菅野?マー君?

 大谷翔平選手(26)が所属するエンゼルスは7日(日本時間8日)、レッズとのトレードで抑えのライセル・イグレシアス投手(30)を獲得したと発表。レッズは同投手の来季年俸912万5000ドル(約9億5000万円)の一部を負担し、中継ぎ右腕ノエ・ラミレスと、選手1人か金銭を得る。

 キューバ出身のイグレシアスは15年にレッズでメジャーデビュー。17年から抑えに定着し、28セーブを挙げ、18、19年はいずれも30セーブ以上をマークした。新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンだった今季は22登板、4勝3敗8セーブ、防御率2・74だった。

 直球の平均速度は156キロで135キロ前後のスライダー、140キロ超のチェンジアップの変化球がある。メジャー通算成績は274試合、18勝32敗106セーブ、防御率3・15。411回2/3を投げて479三振を奪っている。

 16年以降、ポストシーズンから遠ざかっているエンゼルスはシーズン終了直後にエプラーGMを解任。11月にブレーブスのGM補佐だったナミシアン氏が新GMに就任した。今月に入ってFAになったベテラン遊撃手シモンズの後釜としてオリオールズとのトレードでホセ・イグレシアス内野手と獲得するなど、着々と補強を進めている。最大の補強ポイントは先発投手で候補として今季サイ・ヤング賞受賞のバウアーやヤンキースからFAになった田中、巨人からポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す菅野らの名前が報じられている。

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