ケイバ熱盛ブログ「ウソつき」(4月2日)
きのうはエープリルフールやったんや…。時既に遅し。すっかり忘れていて、ウソのひとつも言えなかった栗東・井上です。
先週の3月26日はグリーンチャンネルの『トラックマンTV』出演でした。自腹で馬券を買い、出演するトラックマン、記者で収支を争う「勝負レース」のコーナーがあります。自慢じゃないですが(いや、自慢です)、17、18年と大幅黒字で優勝させていただきました。デイリースポーツの看板を背負う以上、負けられませんからね。しかし、ここ3年は優勝を逃しています。“過去の栄光”と陰口をたたかれないよう、今年こそは、と思っているのですが…。先に結果をいうと、ハズレでした。まさかの15着です。
先週、藤沢則厩舎で丸田助手とこんな話をしたんです。「トラックマンTVの勝負レースを迷ってるねん。阪神9Rのニーナドレスにするか、丸ちゃんが担当する中京11Rのクリノガウディーにするか」。丸田助手の回答はこうです。「そら、クリノガウディーでしょ。勝負してください」。ワタクシの選択ミス。恨むつもりはありません。
水曜朝、さっそく岩田康Jにイジられました。「アカンかったなぁ。自信たっぷりにしゃべっていたのに(笑)。当たらんもんなぁ」。この人、よくグリーンチャンネルを観てるんですよ。そして、けさ、「ごめんなさい」と声をかけてきたのが丸田助手。「前に行った馬にとっては、しんどい競馬になってしまいました。高松宮記念の降着からちょうど1年。ダートで勝ってくれると期待したんですけどねぇ」と肩を落としていました。
もう終わったことです。「ガウディーの次走は鞍馬S(5月9日・中京、芝1200メートル)になると思いますけど、ダートもまた使いたいと思っています。芝でも、ダートでもいいから、勝ちたいですね」。そう、前を向くことが大事です。
ワタクシたち記者は予想が外れたら、ウソつきと呼ばれます。その覚悟で◎○▲を打ち込んでいます。土日がずっとエープリルフールならウソつきにならないのですが…。先週の負けは、今週の馬券で取り返します!