【土曜・中山９Ｒ・ひいらぎ賞】

　◎ティーガーデは立て直して臨んだ前走が、２番手から楽に抜け出す横綱競馬。スタートに課題を残す現状ではあるが、千六への適性と坂でも鈍らないパワーがあることを証明してみせた。今回は相手強化に加えて、トリッキーな中山マイルとハードルは上がるが、よりパワーアップされた中間の動き、迫力を増した馬体の雰囲気から、ここも難なく突破する可能性は高い。きっちり賞金を加算して、春を待つ。

【土曜・中山１２Ｒ・３歳上２勝クラス】

　◎プラチナトレジャーの前走は気持ちと走りがマッチせず、前半からかなり行きたがっていた。その影響で脚がたまらず、最後はガス欠気味に。ただ、この中間できっちりと修正してきた。札幌の２戦が優秀で、特に昇級戦の２走前は、３着に３馬身という決定的な差をつけての２着と力を証明。中山ならコントロールも利くはずだ。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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