【高松競輪】初S級でも侮れない宇佐見裕輝 押し切りをもくろむ

 「玉藻杯争覇戦・G3」(1日、高松)

 初日2Rで宇佐見裕輝(32)=福島・94期・S2=が素晴らしいレースを披露した。打鐘3角で先行態勢に入ると、別線の抵抗を許さないだけでなく、番手の佐藤和也(青森)も寄せつけず1着でゴール。堂々と逃げ切った。

 宇佐見は94期生。在校成績も52位と目立たず、2008年7月にデビュー後も、満足できる結果を残せなかった。それが16年あたりから急上昇。A級1、2班戦でコンスタントに優勝できるほどの実力をつけ、満を持して今年1月からS級2班に初昇格。S級として初レースの立川記念では1次予選を突破、続く大垣F1でも予選を突破するなど、底力のあるところを見せた。

 そして今回の高松記念。初日にいきなり好走。これが記念すべきS級初1着だ。「うれしいです」とまずは笑顔。続けて「周回中に中団を取れたのが良かったですね。(先行態勢に入ってから)スピードを徐々に上げられたし、駆け方も良かったと思います」と冷静にレースを振り返った。

 2次予選は6Rに登場。同県の後輩・小酒大勇がいるが「(最終)バック回数を考えると、僕が前を回るのが自然でしょう」と志願の前回り。小酒-松沢敬輔(宮城)を連れて大ハッスル必至。1次予選同様、別線を制圧した上に、自らが先頭でゴールを駆け抜けそうだ。

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