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【向日町G3】順調すぎるベテラン加倉正義が強襲

味のあるさばきを披露する加倉正義
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 「平安賞・G3」(29日、向日町)

 最終日6Rでは単発レースのブロックセブンが行われる。人気の中心は地元の山田久徳(京都)に集まりそうだが、ベテラン加倉正義(48)=福岡・68期・S2=の強襲も侮れない。昨年7月にはA級に降級するも、今期はS級に復帰。今年4月の小倉では通算500勝を決めるなど、S級に返り咲いてからも鋭い決め脚は健在。競走得点を大きく上げている。

 「順調過ぎるくらい順調なんだけど、特に変わったことはしてないんですよ」と語る加倉。「競輪界あるあるで、得点が3桁になった途端、番組が良くなったり、展開がかみ合ってきた」と近況を振り返る。「でも、その展開をモノにできているし、調子は悪くない」と好調はきっちりと維持している。

 6Rは「1回連係はある」坂本修一(岡山)の番手を選択。スピードをもらい、シャープな差し脚で上位争いに食い込む。

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