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【向日町競輪】石井秀治が得意の舞台で再び躍動する

 初日から積極的な走りを見せた石井秀治
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 「平安賞・G3」(31日、向日町)

 見せ場十分だった。石井秀治(千葉)は初日10Rで4着。打鐘から先行すると徐々にペースを上げ、最後は踏ん張り切れなかったが、後続の伊勢崎彰大(千葉)-内藤宣彦(秋田)が1、2着に入る好アシストをした。

 「とにかく後ろが勝ってくれて、うれしかった」と役割を果たしたことに納得の様子。高校の1年先輩でもある伊勢崎も「秀治が先行してくれて、うれしかった。俺のために走ってくれたような感じだった」と頭が下がる思いだった。

 石井にとって向日町記念は2013、14年と連続で決勝進出。当所前回の15年5月のF1で優勝も果たしている相性のいい舞台。状態に関しても「この風で先行して4着に残っているのならいいでしょう。結構な刺激になりました」と上向き。2日目8Rは同県の和田健太郎と上位独占を決める。

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