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【松阪G3】ブロックセブンは稲毛健太が主役 昨年2月の高松に続いて優勝ゲットだ

ブロックセブン連続優勝を目指す稲毛健太
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 「蒲生氏郷杯王座競輪・G3」(27日、松阪)

 最終日(27日)6Rはブロックセブン。7地区から1人ずつ出場して行われる。最近4カ月の競走得点上位は志智俊夫(岐阜)だが、主役視されるのは稲毛健太(29)=和歌山・97期・S1=だ。

 デイリーロゴを胸に戦う稲毛は、昨年終盤から好調。11月の広島F1で優勝を飾り、12月の四日市記念は決勝進出(8着)。今年1場所目の岐阜F1でも優勝を飾るなど、かなり充実している。ただ、前場所の和歌山記念は1、2、7、5着。地元で意気込んでいたが、準決で敗退してしまった。

 その準決、新山響平(青森)が打鐘で出切ったところを、すかさず稲毛が巻き返す。これで脚を使った影響か、後方で待機していた小川真太郎(徳島)にまくられてしまい、稲毛は7着に沈んだ。「新山君にやられましたね」。今回は響平の兄・新山将史(青森)と戦う。弟にやられた直後とあって、兄に敵意むき出しで臨むだろう。

 和歌山記念を終えた稲毛は「ずっと練習しました」とキッパリ。「でも、和歌山は風がキツくて(調子が)いいか悪いかは分からなかったです」。今回の松阪記念は強風が選手を悩ませているが、似た状況下で練習を積んだ稲毛にとっては、好材料かもしれない。

 6Rは後ろが志智で2車での結束。稲毛は「考えて走りますよ」とニヤリ。ブロックセブンは昨年2月の高松記念で制しており、7車立てはむしろ得意。気分よくスパートして、ブロックセブン連続優勝を目指す。

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