【競輪】ファン拡大へビギナー向けの情報や資料提供は必須
「競輪記者コラム 仕事 賭け事 独り言」
郡司浩平(神奈川)のKEIRINグランプリ優勝(平塚)で幕を閉じた2025年の競輪界。今年も早くも1カ月が終了し、2月20日から熊本競輪場で今年最初のG1・全日本選抜競輪が開幕する。
車券を買う競輪ファンにとって大きな出来事は、キャンペーンやポイント制度の変更だ。最近の売り上げはインターネット投票が主流。前記のKEIRINグランプリ2025を含む、12月28日から30日までの平塚開催の売り上げ総額は155億円。そのうち民間ポータルサイトでの投票は81億円と半分以上を占めている。
古参も新規も使い勝手のいい民間ポータルサイトのアプリから手軽に競輪投票を楽しんでいることが改めて分かった。
今回の改正により、キャンペーンやキャッシュバックがなくなることで、車券購入をやめてしまうライトなファンを引き留めるためには競輪の面白さにハマッてもらうことが大事。そのために一番大事になることは資料と情報だ。
分かりやすいところで言うと、1月末で締め切りとなったG1・日本選手権(平塚)、G1・オールガールズクラシック(松戸)の出場権争い。一年間の獲得賞金の上位選手が出場できる大会。しかし、競輪オフィシャルサイトのKEIRIN・JPには選考基準の記載はあるが、選考用賞金ランキングの記載は全くない。選手がコメントで「日本選手権出場に向けて賞金の上積みをしたい」と発しても、目に見える資料が何もない。G1出場や、昇級、降級に関わる勝負駆けは競輪の醍醐味(だいごみ)だ。
ライトな競輪ファンが、手軽な民間ポータルサイトから競輪に興味を車券を購入してくれることによる好循環を止めないためにも情報や資料は多いに越したことはないと思う。
取材する立場としても、車券につながる情報をより多く表に出せるように頑張っていきたい。(関東競輪担当・松本 直)





