【競輪】手負いの脇本雄太が和歌山記念V 直線で豪脚繰り出し18回目のG3制覇「治療しながら次へ」
「オッズパーク杯 和歌山グランプリ・G3」(12日、和歌山)
脇本雄太(36)=福井・94期・SS=が最後の直線で強烈な伸びを見せて1着。昨年10月の京王閣記念以来、新年1走目の開催で18回目のG3優勝を飾った。2着は松井宏佑(神奈川)マークだった郡司浩平(神奈川)、3着に郡司を追った簗田一輝(静岡)が入った。
豪脚を繰り出して僅差の勝負を制した脇本。左肘の負傷があり、手負いの状況での優勝に「苦しい状況で心配はあったが、自信になる」と振り返った。
単騎だった決勝は最後方から進め、勝負どころでも動かなかった。「(別線の)どんな動きでも力を出せるところからと思っていた。前の動きは気にしていなかった」と残り1周で9番手でも慌てずに機を伺い、8番手から仕掛けた杉浦侑吾(栃木)に乗って浮上。最終4角であおりがあったが、大外を伸びてグランプリ覇者の郡司をとらえた。
26年最初の記念だった立川では弟の勇希(115期)が優勝。2開催目となる和歌山では兄が優勝してみせた。「負けたくないのは多少ある。そこは出せたかな」と笑った。「一発目での優勝はプラスになる。治療しながら次へつなげていきたい」と完治はもちろんだが、苦しい状況でも最強の脚力で今年もタイトルを積み重ねそうだ。





