【児島G2】地元の前原大道がG2初優出 師匠・吉田拡郎の助言でファイナル進出決めた
「モーターボート大賞 全国地区代表戦・G2」(5日、児島)
地元期待の新鋭が大舞台で頂点獲りに挑む。前原大道(28)=岡山・123期・A1=は、準優勝戦10Rで、3コースから2着。スリット後はやや後手に回り「風圧を食らって『あーどうしようかな』と思っていたんですが、バックでいいところに出ていた」と運も味方にして特別戦初優出を決めた。
足の裏付けももちろんあった。「1周2Mを回った後の押し感は今節で一番でしたね。準優の感じなら全部に二重丸を付けてもいいかも」と好感触。優勝戦へ向けては「いかにまくり差せるかの枠番になると思うので、今の乗りやすい感触を重視したい」と考えを巡らせた。
師匠の的確な助言を結果へと結びつけた。児島入り直前、2節前のG3・シモデンカップで優勝した吉田拡郎から連絡が届いた。「ペラ調整の方向性についてですね。師匠のおかげ。感謝したいです」。地元初VとSG・ボートレースクラシック出場権獲得の報告を届け、恩返ししてみせる。