【競輪】防府F2 チャレンジステージは野村賢が優勝 地元V2に「ギリギリでした」

 「デイリースポーツ杯争奪戦・F2」(25日、防府)

 5Rでチャレンジステージの決勝戦が行われ、地元の野村賢(21)=山口・125期・A3=が最終バック3番手からのまくり追い込みで1着。防府は昨年11月のデイリースポーツ杯以来で2回目、前場所の静岡からは連続、今年5回目、通算9回目の優勝を飾った。2場所連続完全優勝を狙った平根優大(福島)は惜しくも2着。先行した松本定(福岡)が3着に入り、125期でワンツースリー決着だった。

 優勝した野村は「ギリギリでしたね。伸びる感じはありましたけど…」と競走内容が良くなかったことを反省。「でも、地元で優勝できて良かったです」と素直にVゴールを喜んだ。

 チャレンジステージは今期(1~6月)で卒業。来期(7~12月)はA級2班に昇格が決まっている。「心配事がありますね。一つは脚力のレベルが上がること。カマシ、まくりにしても一段階は上がりますから。もう一つは選手のレベルの違いですね。S級で戦える選手たちと対戦するのは緊張します」と課題点を挙げる。もちろん将来はS級でバリバリと活躍したい。「山口には(S級S班の)清水裕友さんがいますから。あと、取鳥雄吾さん(岡山)も練習に来ています。早くS級に上がって、一緒にG3やG2、G1に出たいです」。高い目標を掲げて、7月からはワンランク上のステージに挑む。

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