【ボート】住之江G1 山崎郡が地元G1初制覇を狙う

 「太閤賞競走・G1」(16日、住之江)

 地元の山崎郡(35)=大阪・112期・A1=がきっちりと優出一番乗りを決めた。準優9Rは1号艇での登場で、コンマ11の好Sを決めると1マークを先に回って押し切った。「フライング1本持っているので、むしろスタートは集中できている」とF持ちの不安は全くない。

 これまでG1の優出は6回あり、優勝は24年2月の尼崎での近畿地区選手権のみ。地元・住之江に限れば19年9月の高松宮記念の1回しか優出はできておらず、今回が2回目となる。

 今節は7戦3勝、2着3回と内容は安定している。「出足を捨ててでも先に回れるように調整した。バランスが取れているエンジンでまずまず。伸びがいい人には分が悪かったりしますが、総合力はまずまず」と手応えもいい。地元は初、そして2回目のG1獲りへ攻め抜く。

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