【競輪】和歌山F2 復調ムードの古閑良介「必死に頑張ります」

 「チャリロト杯・モーニング7・F2」(15日開幕、和歌山)

 オープニング1R発走は8時50分、最終7R発走は10時50分と、午前中だけで完結するモーニング競輪。初日(15日)6Rに出走する古閑良介(50)=福岡・73期・A3=は、1990~2000年代にG1、G2に出場していた実力者だったが、長らく守ってきたS級の座から19年1月に陥落。その後はA級1、2班戦で踏ん張っていたが、22年9月の宇都宮で落車したときに骨盤を骨折。「2回目なんですよ。それからは(状態が)悪くて…」と、今年1月からは最下級のチャレンジステージ(A級3班)に陥落した。

 新人相手でも何とか踏ん張れており、今年は1着こそないものの、18走で2着4回、3着10回。3連対率は77・7%と車券に貢献できており、復調モードに入っている。「まだ左足がうまく使えていません。右足だけで自転車をこいでいる感じ。それでも、どうにかしのげています」と万全の状態ではないが、経験値でカバーできているようだ。「とにかくA級2班に戻るために必死に頑張ります」と前を向いていた。初日6Rは佐藤壮志(熊本)に前を任せ、後ろを秋永共之(福岡)が固める布陣。「2023年は選手になって初めて1着がありませんでした。今年こその気持ちはあります」。2回目の骨盤骨折前の22年8月の奈良以来となる1着奪取に燃えている。

 古閑は福岡県久留米市出身。俳優の吉田羊と同郷と明かした。

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